7月の教室の葦と水面のきらめきの過程 | 編集 | 削除 |
今月の課題でアップしました五色沼の岸辺に紅葉した葦と
水面のきらめきの絵の過程です。
この風景の一部を切り取りました。
今回は、先月たらし込みの絵を描いたので水彩のたっぷりした水に慣れてもらう為にこの絵の課題をしました。
まず葉をマスキングします。
この絵は葉を上手く描く事で絵が生きてくると思います。
その後上の影の部分の水際に、細かいスパッタリングを入れます。
それから下の草むらの際にも少し上の部分より大きめの細かいスパッタリングを入れます。
その後真ん中の光りが当たっている部分にマスキングの大きめにスパッタリングを入れます。
マスキングが乾いたら、ウルトラマリンライト一色と別に
ウルトラマンライトにインディゴを混ぜた絵の具を多めに作ります。
上からグラデーションを作りながら色を塗っていきますが
マスキングの所で色が溜まらないように注意します。
それが乾いたら水の動きの線を入れます
筆では、この葦のようなまっすぐな線は難しいので、いろいろ考えて、割りばしペンを作りそれで描いて見ました。結構皆さん楽しんで上手く描いていました。
早く描くと細い線。ゆっくり描くと太い線になります。
下草の所を光を受けている感じに色を入れます。
マスキングを取った後色を入れます。
マスキングを取ります。
ここまで順調に行きますが、葉を綺麗に描写するのに時間がかかります。
葉を少なく描くと寂しい絵になります。あくまで紅葉している葉である事と
光りの方向を意識して描いてください。
完成です。
調布カルチャーセンターでワークショップが有ります。まだ空きがあります。8月19日(土)13:30~17:00「透明水彩で自然を描く」京王線国領駅前ココスクエア(マルエツ)2階です。申し込みは調布カルチャーセンター0120-567-666よろしくお願いいたします。
今年はまだDMが出来ていませんが、次に10月に鎌倉の閑静なギャラリーでグループ展をします。
又告知いたしますのでよろしくお願いいたします。